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技術経営コース(2022年度)

CTO目線で技術を価値化するリーダーの養成

コース概要【2022年度】(2023年度はこちら

|期間|2022年6月~2023年2月
|日程|水曜日【月2回】10:00~17:00
    合宿3回(予定)
|対象|技術部門、研究開発部門の
    部長・課長・リーダー
|会場|経営アカデミー
|料金|賛助会員 122.1万円(税込)  一般 133.1万円(税込)
    ※合宿費別
|申込|こちらから
|パンフレット|ダウンロードはこちらから
|開催日程|2022年度の日程表はこちら (4/27更新)


お知らせ
2022.9.14 2023年度の各コース パンフレットが完成しました。 NEW!
2022.4.27更新 2022年度の日程表を掲載しました。
2021.12.22更新 【重要】新型コロナウイルス感染防止に向けた取り組み


技術経営コースが目指すもの:Program goal

技術経営とは、技術を社会的価値の最大化に結びつける活動

今、そしてこれから、企業の研究開発の現場で求められるのは、「未来志向」で将来の社会価値や顧客ニーズを考え、「オープン志向」で自社技術をベースに他社技術と補完・共創関係を築きながら、「事業志向」で技術を課題解決や事業収益に結びつける思考と行動です。これらの思考と行動は、自社から外へ出て、他社の研究開発者と議論したり、産業界や学術界の先駆者・第一人者の見識を得たりしながら、探索的に思考し、意欲的に行動することで養われます。技術経営コースでは、そのような変革や創造、挑戦の契機となる場の実現を目指し、産学官が各々の強みを活かしながら連携して運営しております。

研修目的

社会や企業、組織において、「技術」と「経営」の2つの視点から、問題提起・解決や価値創造を考え、実践していく力を練成する。

プログラム体系

本コースで高める3つの志向

未来志向

5~10年先の社会価値や顧客ニーズの構想

オープン志向

自社技術、自社経営資源に 囚われない発想

事業志向

課題解決や収益最大化の方途の追求

本コース講師陣:Instructors

コース委員長

堤 和彦
三菱電機株式会社
特任技術顧問
(元 常務執行役 開発本部長)

コーディネーター


寺本 義也
ハリウッド大学院大学 教授

延岡 健太郎
大阪大学大学院 教授

小笠原 敦
滋賀医科大学 特任教授

グループ指導講師


大沼 雅也
横浜国立大学 大学院 准教授

福澤 光啓
成蹊大学 教授

佐藤 秀典
筑波大学 大学院 准教授

講義指導講師

川上 智子 早稲田大学大学院 教授
小阪 玄次郎 上智大学 教授
小林 喜一郎 慶應義塾大学大学院 教授
妹尾 大 東京工業大学大学院 教授
立本 博文 筑波大学大学院 教授
中村 善貞 富士フイルム(株)イノベーション アーキテクト
長平 彰夫 立命館大学大学院 教授
西山 茂 早稲田大学大学院 教授
林 高樹 慶應義塾大学大学院 教授
東 信和 (株)アイディアポイント 取締役
米山 茂美 学習院大学 教授
渡部 俊也 東京大学 教授

※2021年度の実績です。

日程概要:Schedule Summary

テーマ 講義・演習 グループ研究 自己課題
6月~8月 I 技術経営概論と R&D 戦略構築 ①技術経営と研究開発マネジメント②経営戦略とビジネスモデル③経営戦略とイノベーション④技術経営概論   現状把握と個人目標の設定各講義の気づきと学びの整理実務展開の検討
合宿 講義・演習
⑤中長期技術動向⑥中長期R&D戦略⑦技術戦略とシナリオプランニング⑧新製品開発とロードマッピング⑨SDGsとサーキュラーエコノミー グループ研究【1-4】プレゼンテーションとグループ編成問題意識の共有と研究テーマの探求
9月~10月 II イノベーションと事業創造 ⑩コア技術戦略と意味的価値のマネジメント⑪技術の事業化と競争力強化⑫イノベーションと事業展開⑬事業創造と競争優位の構築⑭新事業創造とR&Dマネジメント⑮イノベーションの起こし方 グループ研究【5-9】先行研究の確認と書籍・論文の輪読、議論のベース作り 各講義の気づきと学びの整理実務展開の検討
合宿グループ研究【10-11】〈グループ研究中間発表会〉
11月 Ⅲ 顧客価値と マーケティング ⑯マーケティングと新市場創造⑰ビジネスエコシステム グループ研究【12-15】仮説検証及び調査活動1 各講義の気づきと学びの整理実務展開の検討中間振り返り
12月 Ⅳ 知財戦略と研究 開発マネジメント ⑱研究開発マネジメント⑲事業戦略と知財戦略⑳AIと意思決定㉑企業財務と投資意思決定 グループ研究【16-18】仮説検証及び調査活動2 各講義の気づきと学びの整理実務展開の検討
翌年 1月~2月     グループ研究【19-23】 仮説検証及び調査活動3 個人目標の振り返り研修のまとめと自社・自組織への応用に向けた課題設定
合宿グループ研究【24-26】仮説検証及び調査活動まとめ
  グループ研究【27-30】技術経営コンセプトの論文と発表資料作成〈グループ研究最終発表会〉
  フォローアップ研修 学び、気付きを自社の業務にどのように活かしていくか、フォローアップします。    

※プログラムとスケジュールは変更される場合があります。

プログラム概要:Program outline

講義とグループ研究を並行して進めることで、体系的な学習と実務の往復を促し、自己課題フィードバックにより実践へと橋渡ししていきます。

適宜オンラインを活用し、参加者の利便性を向上させています。

講義・演習

産業界の課題に精通した講師陣による最新の理論と実践を学ぶことができます。参加者同士の活発な議論により本質に迫ります。

技術・マーケティングの融合とイノベーション

  • Ⅰ 経営戦略の中核としての技術戦略を学び、経営構想力、戦略構築力を身につける。
  • Ⅱ 技術開発によるイノベーション、新事業創造の実際を学ぶ。
  • Ⅲ 市場を創る技術とマーケティングの融合を学び、如何に顧客価値を創造するかを学ぶ。
  • Ⅳ 研究開発マネジメントの諸課題(技術人材の評価・育成、研究開発投資の意思決定等)について学習・研究する

グループ研究

異なった視点をもったメンバーと協働で、一つのテーマについて研究を進め、80ページ程の論文にまとめます。 コースの最後に発表を行います。

Point01

1つのグループに1人、担当の指導講師がつき、専任でグループ研究をサポートします。

Point02

テーマ設定から仮説構築、検証、理論構築に至るまで、グループメンバー、指導講師と徹底した議論を戦わせる過程で、本質を見極め、新しいコンセプトを創造していく力が養われます。

Point03

仮説構築の重要性、切り口の大切さを再認識し、その手法を身につけます。

最近の研究テーマ(抜粋)

  • 新価値創造におけるオープン・リ・インベンションの役割
  • 製造業のサービス価値実現のメカニズム
  • 製造業における新規事業創出能力の探求

グループ研究の流れ

問題意識の共有 研究テーマの設定 研究テーマの深化 コンセプトの提示 実践
参加メンバーの問題意識を踏まえグループを編成。指導講師と共に討議し、問題意識の掘り起こしを行う。 テーマを設定。そのテーマを明確化し、仮説の設定を行う。その後、文献や事例の調査、指導講師・メンバーと徹底的な議論を重ねる。 研究の進捗状況を発表、コーディネーターからのレビューをもとに、討議や企業訪問・ヒアリング・データ分析等を実施し、仮説を検証する。 テーマの背後にある本質を突き詰め、理論構築と施策への落とし込みを行う。成果発表に向けた詰めと報告書の作成を行う。 実務へ落とし込む。
6月~8月 9月~10月 11月~12月 1月~2月 終了後

自己課題

講義ごとに学んだこと、自社の経営や業務にどう具体的に活用するかレポートを作成。研修前、中間・終了時点で自己の振り返りを行い、研修効果を確実にします。

本コースの特長:Features

多彩な講師陣による体系的なプログラム

研究分野や業務経験の偏りをなくし、思考や議論の礎を築くため、技術経営に必要なテーマを体系的にプロ グラムに組み込んでいます。また、講師は、中立的な立場から、各分野の第一線で活躍・指導されている方々を、大学や業種業界の垣根なく招いています。

1.技術ポートフォリオのフレームワーク 2.技術戦略のフレームワーク 3.シナリオ・プランニング、新製品開発ロードマッピング、オープン&クローズ戦略

アライアンスを視野に入れたロードマップ

自社競争力判断基準

オープン戦略とクローズ戦略

他社選抜人材とのネットワーク形成

各社で選抜された人材が集い、約6ヶ月にわたり、定期的に顔を合わせて議論を交わします。培われた絆は、 コース修了後も継続し、月日を経るごとに貴重さが増していきます。

参加者の声:Voice

講義での基本知識の醸成、事前課題についてのビジネス視点からの検討は有意義であり、学習を行った上でのディスカッションは多くの気づきを得、有意義であった。有益と感じた仕掛けについては、既に社内に取り込み、開始している。(水産・食品)
多様な企業から選出されたメンバーとオン・オフで話す機会が沢山あり、通常業務の中では知り得ない知識を増やすことができた。特に自身は金融業のSE職であり、メーカーの研究者・技術者から業務内容や課題等、実情を聞くことは大変貴重であった。(金融)
業務とは少し離れたテーマ設定により、自分自身の課題を狭い範囲で考えることなく、年度を見据えた改革を意識するようになった。また、基礎知識だけでなく、多くの事例から一般解として学べたことは、今後自社の戦略を考えていく上での基盤となる。(機械)
メンバーとの議論や論文をまとめる過程で、今後の糧になる気付きを多く得ることができた。また、技術立脚型の成功企業6社にインタビューをさせていただいたことで、様々な示唆に富んだヒントを得ることもできた。コンセンサスの重要性、人材の育成と活用、長期間の技術開発、コア技術の汎用性、トップダウンとボトムアップのバランスなどは、自分の業務に活かすべき要素だと感じている。(水産・食品)
異業種の方々と1つのものを作り上げるという体験は非常に新鮮で、また異 業種でも同じような悩みをかかえていることに共感が持てた。また、同業種の方々とは研究以外でも、実業務に関する相談にものっていただき非常に有意義だった。(電気・機器)
学術的な講義やアプローチがメインとなる研修かと考えていたが、実際のマーケットに近い、リアリティのある講義が多く、毎回の聴講が非常に楽しかった。我々技術・製品開発に携わるものたちにとっては、新規技術に経営上のメリットをどう付加させ、どう市場へ投入するかは非常に大きな悩みの種になっているが、今回の受講で、技術と経営を結びつける多くのヒントを与えてもらったと感じる。(ゴム・ガラス・土石製品)

参加者データ(2021年度) 平均年齢 45歳

最近の参加企業

旭化成、アサヒビール、アサヒグループホールディングス、アルファ、出光興産、ENEOS、花王、共和電業、コベルコ鋼管、JXTGエネルギー、住友大阪セメント、太平洋セメント、TBK、テルモ、DIC、ディックソリューションエンジニアリング、戸田建設、凸版印刷、日清オイリオグループ、日本水産、日本色材工業研究所、日本食品分析センター、日本ゼオン、日本ポリケム、日置電機、富士通アドバンストテクノロジ、ブリヂストン、ホーユー、マースグループホールディングス、マルハニチロ、三菱UFJ銀行、三菱ケミカル、ムサシノ機器、明治、メルテックス、UACJ、雪印メグミルク、湯山製作所(50音順、企業名は参加当時のものも含む)

お申込み要領:Outline

お申込み手順

01 以下お申込みご案内WEBページより、お申込みください。

02 申込書受領後、確認のお電話を差し上げます。

参加費 (2022年度予定金額)

賛助会員 111万円 (10%税込 122.1万円)
一般 121万円(10%税込 133.1万円)

参加費に含まれないもの国内合宿費(1回あたり5~8万円程度)、通学・合宿等の交通費他個別に発生する費用

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