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経営戦略コース(2025年度)

自社ビジネスのあり方を見直し、次の戦略を深く多面的に考えるリーダーの養成

コース概要【2025年度】

|期間|2025年6月~2026年3月
|日程|火曜日【月3~4回】18:00~20:30 ほか
    合宿 2回(予定)
|対象|部長、課長クラス(全職種)
|会場|経営アカデミー
|料金|賛助会員 133.1万円(税込) 一般 144.1万円(税込)
    ※合宿費別 
|申込|お申込みはこちら
|パンフレット|経営戦略コース(2025年度)パンフレット
|開催日程|2025年3月頃公開予定


お知らせ
2024.09.10 各コース パンフレットはパンフレット一覧ページからダウンロードいただけます。
2024.04.19 第2弾!グループ指導講師・東京大学大学院大木清弘准教授による「組織変革の羅針盤」(全6回)がスタートしました。
2024.04.16 グループ指導講師・慶應義塾大学松本陽一教授による連載「エビデンスと経営」(全6回)がスタートしました。


経営戦略コースが目指すもの:Program goal

次の戦略を多面的に考えるリーダーになるために

本コースでは、一流の講師陣による多彩な視点から「経営戦略」の主要理論やフレームワーク、ケーススタディを学びますが、それらを単に学ぶだけでは、経営の現場で使いこなすことはできません。学んだ理論を実践できるかどうかは、現実に起きている具体的事象から、その背景にある本質を見抜き、いかに抽象化(概念化)できるかにかかっています。

事象を抽象化することで、例えば、他社や他業界で起きている事象との共通点を見出し、より多くの選択肢を構想でき、またその中から最適解を選び取ることができるようになります。

そして何よりも重要なのは、描いた最適解(最良の戦略)を、誰かがやるのを待つのでなく、自らが先頭に立ち実行するのだという気概と視座の高さを持つことです。

本コースでは、経営戦略を中心とした学びを土台に、広く高い視座を持ち、経営の現場で組織を成長に導く真のリーダーの育成を目指しています。

本コース講師陣:Instructors

コース委員長

石黒 成直
元TDK取締役会長

コーディネーター


大滝 精一
大学院大学至善館 学術院長

網倉 久永
上智大学 教授

グループ指導講師


大木 清弘
東京大学大学院
准教授

松本 陽一
慶應義塾大学
教授

糸久 正人
法政大学/
法政大学大学院
教授

内田 大輔
慶応義塾大学
准教授
※上記講師陣は2024年度実績です。

講義指導講師

青島 矢一 一橋大学イノベーション研究センター 教授
網倉 久永 上智大学 教授
石黒 成直 元TDK 取締役会長
井上 達彦 早稲田大学 教授
枝廣 淳子 大学院大学至善館 教授
大滝 精一 大学院大学至善館 学術院長
嘉悦 朗 元 日産自動車 執行役員
木村 尚敬 経営共創基盤 パートナー
佐々木 圭吾 椙山女学園大学 教授
妹尾 大 東京工業大学 教授
冨山 和彦 経営共創基盤 IGPIグループ会長
長瀬 勝彦 東京都立大学 教授
中村 善貞 一般社団法人イノベーションアーキテクト 代表理事
西野 和美 一橋大学大学院 教授
福嶋 路 東北大学大学院 教授

( 過去3年実績、所属・役職は出講当時 )

日程及びプログラム概要:Program outline

※プログラムとスケジュールは変更される場合があります。

テーマ 講義・演習 グループ研究 自己課題
経営戦略の全体像

経営戦略の基礎理論・分析手法

企業経営に経営戦略が必要な意味を、大局的・全体観の視点から理解するー経営戦略論の体系、全社戦略   自己課題整理、コース修了後の目標設定
第1回合宿(1泊2日)
 相互理解プログラム
 
グループ編成及び研究テーマ選定
経営戦略論を構成する主要理論、フレームワークを実践的なケース研究をまじえて理解する
・競争戦略論・資源戦略論・全社戦略論 ・ケース研究
グループ編成
問題意識の共有
研究計画・方針の確認
各講義の気づきと学びを整理
日本企業の経営戦略の課題と今後の方向性 日本企業における戦略の策定・展開についての現状、特質、課題を明らかにし、今後のあり方を検討する
・イノベーションと付加価値獲得の戦略
・製品の境界を超える/産業構造の転換への対応
・事業経済性を正しく理解する
・経営幹部に求められる意思決定のプロセス
文献調査、メンバー・グループ指導講師との徹底した議論 各講義の気づきと学びを整理

中間振り返り

10 第2回合宿(1 泊2日)
 グループ中間発表
グループ研究【中間発表】
11 経営のダイナミズム グローバルレベルで事業展開する日本企業のトップからリアルな実践論に触れる
・グローバルビジネスの創出
・事業再生の現場から見た経営戦略
・経営者講話
インタビュー・調査、仮説研究 各講義の気づきと学びを整理
12
翌1 グループ研究テーマの掘り下げ 集中活動
 調査の分析とまとめ
グループ研究 研修成果の振り返り
総括講義
報告書とりまとめ、発表準備
【グループ研究成果発表】
報告書執筆

グループ研究:Group study

業種、職種の異なるメンバーがグループに分かれ、約9ヶ月間、議論や対話を深めます。
(座学の講義とは別に、並行して進めます)

指導講師陣の提案テーマ(2024年度より)

グループ毎に、気鋭の若手研究者が指導講師として付き、テーマ探求から報告書執筆まで全力でサポートします。

講師が提示したテーマ案を基に、実務家である参加メンバーの問題意識から議論を深め、実際のテーマを決定していきます。


大木 清弘 氏

「DXブーム」を終わらせるための研究

企業は経営ブームにどのように対処すべきか、そこから何を学ぶべきか?


松本 陽一 氏

成長戦略を問い直す

過去30 年の日本企業の成長戦略を徹底分析し、再浮上の可能性を探る


糸久 正人 氏

次世代企業のトランザクティブメモリーシステム(TMS):世代間ギャップとデジタル時代への対応

現代版TMS を高めるためのマネジメントをあらゆる角度から調査分析する


内田 大輔 氏

コーポレート・ガバナンス改革で日本企業は変わったか?

日本企業の「形式的」変化は、「実質的」変化をもたらしたか?

過去の研究テーマ例(抜粋)

「経営者リレー、アレ(A.R.E.)なバトンの渡し方
 ~企業パフォーマンスを向上させるための経営者の継承~」
「気合×根性のシナジー ~夢から始まる真のシナジー~」
「働き方改革の意図せざる結果の研究 ― A社の事例 ―」
「トランスフォーマティブ・イノベーションのためのエコシステム戦略
 ~経済的価値が不確実なBXの事例~」
「若手プロジェクトは時代のメシア?」
「事業再編に伴う事業分離についての研究」
「パーパスはどこに行った?」
「新技術のためのルール形成戦略」

2023年度グループ研究発表会の様子

本コースの特長:Features

現象の背景にある本質を見抜く力を養う

本質的議論

課題に対する議論が表層的なもので終わるか、事象の本質にまで到達できるようになるかは、相当程度の時間をかけた「議論の訓練」が必要です。
本コースでは参加企業が直面している現実的な課題に対し、講義担当の講師や、グループ指導講師、また異業種メンバーと共に深く広い議論を行う時間を多く設けています。簡単に「それらしい答え」を出さず、妥協せず考え抜く訓練を行うことで、事象の概念化が可能となります。この繰り返しにより、あらゆる事象に適用可能な理論構築力を養うことができます。

理論と実践の往復

合計17 コマ(2024 年度予定)の講義時間だけでなく、グループ指導講師より多くの最新論文、研究成果、ケーススタディ等の紹介が行われます。日常から離れた環境の中で、普遍的経営戦略論から時代に応じた実践論まで幅広く学ぶことができます。

参加メンバーはほぼ毎週行われる講義や議論と並行して、日々直面する組織や人の問題という現実と対峙する中で、理論と実践の往復が促されます。このように、考え続ける環境に置かれることで初めて、学びが現実的な意味をもつようになります。

生涯のネットワーク形成

本コースは実務を抱え、日々難しい意思決定と実行の渦中で奮闘する方々ばかりが集まります。忙しい業務の中で、自組織や事業、自身のさらなる成長のために学びを深め、戦略を描くリーダーとなろうという同じ目標に向かい、タフなスケジュールをこなす同士として、毎年参加メンバーは強い信頼関係を作りだしています。
経営アカデミーで苦楽を共にした仲間は、コース修了後も5 年、10 年とつながりを持ち続け、ビジネスにおける相談相手としてはもちろんのこと、プライベートでも信頼関係を築くほど、貴重な存在になっています。

参加者の声:Voice

  • 経営戦略については、学んだ経験があるなしにも関わらず、企業である程度の立場になると理解することを求められます。私も今まさにそういった立場になりつつある状況だったこともあり、非常に良いタイミングでの学習の機会となりました。また今回の研修において自分と同年代の人が多く、また若いメンバーとも対等に議論も出来たので非常に新鮮なチャンスとして活かすことができたのではないかと感じてます。(電気機器)
  • 共感をすることに行きつくまでのステップが貴重な体験でした。実務の中では上司部下の関係性が多いため、双方向での議論がしづらいのものがあると思います。双方向の議論をしつつ、更に多角的な観点で否定してみて再構成するなどは、時間がある中でしかできないことなので日常業務とは違った時間の使い方で非常に良かったと思います。(情報・通信)
  • 特にグループ研究が一番の学びでした。議論を徹底して行うことで、他のメンバーとの意見の違いを理解し、自身の考えの物差しを明確にしていくことができました。主体的かつ積極的に発言等を行い、議論を重ねたことで、一人では気が付くことができないことも、他のメンバーの多様な着眼点で気付くことができたほか、他のメンバーの異なる考えに触れ、自身の視野の狭さを痛感しました。多様な意見を受け入れること、多面的な意見を昇華することで、より一層高い次元の考えにまとめることの重要性を理解することができました。(金融)
  • 経営戦略の全体感を学ぶ機会としてはとても良いプログラムであると感じました。講義に関しては、恐らく様々な角度でのコンテンツを盛り込むことを想定して講師の人選をされていらっしゃったかと思います。個人的には、基本的な経験戦略論とその事例、また実際の経営者の講義はとても参考になりました。(水産・食品)

参加者データ(過去3年平均) 平均年齢44.5

過去3年の参加企業

水産・食品 キッコーマン食品、日清オイリオ、ニッスイ、日本ハム、マルハニチロ
石油・石炭 ENEOS
ゴム・ガラス・土石製品 住友大阪セメント、太平洋セメント
電気機器 TDK、明治電機工業
機械 トーヨーカネツ、マースグループホールディングス
輸送用機器 TBK
精密機器 コニカミノルタ、シャープNECディスプレイソリューションズ、テルモ
その他製造 杏林製薬、ホーユー、丸一
運輸・倉庫 カンダコアテクノ、TSネットワーク、日本石油輸送
情報・通信 日本ウィルテックソリューション、日本電気通信システム、富士ソフト
小売・卸売・商業 サミット、髙島屋
金融 埼玉りそな銀行、商工組合中央金庫、信金中央金庫、東京センチュリー、日本政策金融公庫、農林中央金庫、りそな銀行、りそなホールディングス
サービス 乃村工藝社

(50音順、企業名は参加当時のものも含む)

お申込み要領:Outline

お申込み手順

01 以下お申込みご案内WEBページより、お申込みください。

02 申込書受領後、確認のお電話を差し上げます。

参加費 2025年度実施金額

賛助会員 121万円 (10%税込 133.1万円)
一般 131万円 (10%税込 144.1万円)

参加費に含まれないもの

合宿費(1回あたり6~10万円程度)、通学・合宿・企業インタビュー等の交通費、グループ研究の著書・資料代、ほか個別に発生する費用
※上記参加費に含まれないその他費用につきまして、実際の金額は当年度コース開催時に確定いたします。

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お問い合わせ

公益財団法人 日本生産性本部 経営アカデミー
〒100-0005東京都千代田区丸の内1-6-2 新丸の内センタービル6階
TEL:03-5221-8455
mail:academy_info@jpc-net.jp

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