人・組織・戦略の視点で組織変革を推進できる次世代リーダーの養成
■コース概要【2025年度】
|期間|2025年7月~2026年2月
|日程|水曜日【月3~4回】18:20~20:50 ほか
合宿 3回(予定)、日中開催の回もあり
|対象|部・課・プロジェクトチーム等の
組織運営を行うリーダー
|会場|経営アカデミー
|料金|賛助会員 122.1万円(税込) 一般 133.1万円(税込)
※合宿費別
|申込|お申し込みはこちら
|パンフレット|組織変革とリーダーシップコース(2025年度)パンフレット
|開催日程|2025年3月頃公開予定
■お知らせ
2024.09.10 各コース パンフレットはパンフレット一覧ページからダウンロードいただけます。
組織変革とリーダーシップコースが目指すもの:Program goal
環境変化に対応できる組織をつくる
経営戦略は「環境への適応の方法論」であり、経営戦略を遂行することが、組織の目標になります。
今日の事業環境は、技術の高度化に伴い、多くの変数が絡み合い、不確実性が拡大しています。本コースでは、「人」・「組織」・「戦略(経営戦略)」の観点で、外部環境に対応できる組織をつくり、変革を実践できるリーダーの養成を目指しています。
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新しい知識創造を可能にする組織へ
外部環境の変化に対応できる組織にするためには、新たな知識創造が必要です。
本コースでは、空間的・時間的多様性を中心概念として、いかにしてこれからの時代を生き抜く組織能力を高めていくかを考えます。
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本コースで高める3つの能力
構想力
顧客の価値観の多様化、DXなど、環境変化の本質を捉え、「人」起点で組織変革を構想する力を養う。
マネジメント力
主体性やモチベーションの高い組織を実現するマネジメント力を身に付ける。
実践力
本コース講師陣:Instructors
コース委員長
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東京地下鉄 代表取締役社長
コーディネーター
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内野 崇
学習院大学 名誉教授
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佐々木 圭吾
椙山女学園大学 教授
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浅井 浩一
日本マネジメント
ケアリスト協会
理事長
グループ指導講師
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竹内 倫和
学習院大学 教授
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若林 隆久
高崎経済大学 准教授
石山 恒貴 | 法政大学大学院 教授 |
---|---|
稲山 健司 | 明治学院大学 教授 |
上山 信一 | 慶應義塾大学 教授 元マッキンゼー共同経営者 |
内海 隆雄 | フィアレス CEO |
木川 眞 | ヤマトホールディングス 特別顧問 |
菊地 唯夫 | ロイヤルホールディングス 代表取締役会長 |
酒巻 久 | キヤノン電子 代表取締役会長 |
鈴木 善博 | 米国アレグロ・マイクロシステムズ 会長 |
妹尾 大 | 東京工業大学大学院 教授 |
竹内 規彦 | 早稲田大学ビジネススクール 教授 |
田中 弦 | Unipos 代表取締役CEO |
冨山 和彦 | 経営共創基盤(IGPI)グループ 会長 |
藤野 直明 | 野村総合研究所 シニアチーフストラテジスト |
古川 久敬 | 九州大学 名誉教授 |
横田 絵理 | 慶應義塾大学 教授 |
(過去3 年実績、所属・役職は出講当時)
日程概要:Schedule Summary
月 | 講義・演習テーマ | グループ研究 | 自己課題 | ||
---|---|---|---|---|---|
7 | 戦略的思考の涵養 | これからの企業経営 •経営とリベラルアーツ •変革の戦略 |
第1回合宿 | グループ編成 問題意識の共有 |
自己課題整理、コース修了後の目標設定 |
8 | •デジタル時代の組織連携とイノベーション •心理的安全性 |
テーマ探索 | 各講義の気づきと学びを整理 | ||
9 | 戦略駆動力(人・組織の視点) | 組織変革 •人の本質に根差したマネジメント •グローバル時代の企業経営 •組織文化を考慮した変革アプローチ |
|||
10 | 組織の一体化 •ビジョンの掲げ方 |
第2回合宿 フィールドワーク |
中間発表 | 中間振り返り | |
11 | 変革のデザイン | マネジメントコントロール •現場が自走するKPIの考え方 |
テーマに沿って議論 | 各講義の気づきと学びを整理 | |
12 | 未来の組織 | 新たな組織像 •越境学習と組織パフォーマンス |
|||
翌1 | •DXの本質と日本企業の課題 | 集中活動 | |||
2 | 変革の実践 | 総括 •変革リーダーになるために |
報告書作成 | 研修成果の振り返り |
※プログラムとスケジュールは変更される場合があります
プログラム概要:Program outline
本コースでは、「ありたい姿と現状のギャップを埋める行動」を変革と定義しています。
戦略論・組織論の蓄積を活かし、理論と実践の両面から変革を考えます。



本コースでの経験を行動変容につなげる
開講前に、参加者の上司、ご派遣窓口が参加者に期待することを踏まえ、参加者の方に職場の解決すべき課題を設定していただきます。
定期的に、参加者同士で課題の達成状況を確認し、相互学習の場を設けることで、参加者に刺激を得ていただき、行動変容につなげます。
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広がりのあるプログラム:Features
本コースでは、問題を生じさせている複雑な要因を読み解き、本質的な課題設定と変革のシナリオを描くためのプログラムを用意しています。
変革リーダーに求められる深い思考と実践力
グループ研究
一人ひとりの経験がつながる ― 自分で、問題の核心に触れる実感 ―
グループ研究では、組織で起こる事象について、なぜそれが問題なのかという「問い」を出発点に、その本質を論理的に考えることを重視しています。参加される方々は、ぞれぞれの経験を積み重ねています。そして、各人の経験には共通点もあります。
議論を通して、一人ひとりの経験がつながり、組織の問題の核心にたどり着く。
この過程で、「自分で、問題の核心に触れる」実感が生まれ、自身の中に沈殿化することで、次の問題を考える主体性につながっていきます。
変革は、「問い」と主体性から生まれます。
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過去のグループ研究テーマ
- 経営理念を活かした組織変革と企業パフォーマンス
- 管理職になりたくない症候群の克服
- 組織変革の壁を乗り越えろ
- 内発的動機づけと評価の関係
- 新たなモチベーションが導くイノベーション誘発モデルの探求上
フィールドワーク
東日本大震災被災地にて、非常事態後の答えのない状況におけるリーダーとしての意思決定を体感
社会的文脈の理解
企業は社会の構成要員のひとつです。企業の枠を越えて、特定の地域を観察し、社会構造を理解します。
3.11の被災地を訪問し、震災後の変革の実際を観察することで、変革に影響を与える社会構造に目を向けます。
正解のない事象と複雑性
問題の多くは、複雑な要因が絡み合って起こっています。正解のない事象について、それらの複雑性に向き合い、自身で徹底的に考えます。その過程で、組織をまとめていくご自身の価値観や拠り所とする世界観に向き合います。
言葉の力
リーダーには言葉の力が求められます。その正解のない事象に対して、ご自身の解を言葉にしていただきます。
参加者の声:Voice
- 「組織能力とは何だろうか」
人的資本経営やDX、あるいはSX、GXなどが重視されてきている。そうした時代の流れと、会社の強みを形成している要素を繋ぐ方法論を考え、実践できることが、変革に最も必要な組織能力である。 過去、企業の現場では、問題解決の手法が多く生み出されてきた。しかし、今日では、これまでの手法では手に負えない問題が起こっている。これは、私たちの組織能力=問題解決力が時代の変化についていけていないことを意味している。 グループ研究では、ハウツーではなく、これらの方法論を体系化し、理論化する思考力を徹底的に鍛えられた。すなわち、組織能力とは何かをとことん考えたとも言える。こうした視点は、イノベーションを生み出す組織を考えることにも通底しており、価値創造を求められる立場の私にとっての拠り所となった。大きな成長実感を得られたこの1年は、私の職業人生においてもとりわけ印象深い時間であった。
参加者データ(過去3年実績) 平均年齢 41.7歳
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最近の参加企業
水産・食品 | 日清オイリオグループ、ニッスイ、日本食品分析センター、日本ハム、マルハニチロ、ヤッホーブルーイング、理研ビタミン |
---|---|
建設・土木 | ジェコス |
化学 | 旭化成、藤倉化成 |
石油・石炭 | ENEOS |
機械 | エムケー精工 |
電気機器 | 共和電業、日本信号、パナソニック、丸山製作所 |
輸送用機器 | アイシン |
精密機器 | テルモ |
その他製造 | 栗田工業 |
運輸・倉庫 | 東京地下鉄、ニチレイロジグループ本社 |
情報・通信 | NECソリューションイノベータ、日本電気 |
小売・卸売・商業 | カクヤスグループ、TSネットワーク |
金融 | 埼玉りそな銀行、商工組合中央金庫、日本政策金融公庫、富国生命保険 |
サービス | メンテックカンザイ |
(50音順、企業名は参加当時のものも含む)
お申込み概要:Outline
お申込み手順
01 以下お申込みご案内WEBページより、お申込みください。
02 申込書受領後、確認のお電話を差し上げます。
参加費 2025年度実施金額
賛助会員 | 111万円(10%税込 122.1万円) |
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一般 | 121万円(10%税込 133.1万円) |
参加費に含まれないもの
国内合宿費(1回あたり6~10万円程度)、通学・合宿等の交通費ほか個別に発生する費用
※上記参加費に含まれないその他費用につきまして、実際の金額は当年度コース開催時に確定いたします。
お問い合わせ
公益財団法人 日本生産性本部 経営アカデミー
〒100-0005東京都千代田区丸の内1-6-2 新丸の内センタービル6階
TEL:03-5221-8455
mail:academy_info@jpc-net.jp