2021年度「経営財務コース」Ｂグループ研究ご報告
「ESG開示スコアは企業の負債コストに影響を及ぼすのか」
近年、環境（Environment）、社会（Social）、ガバナンス（Governance）の頭文字をとりESGという言葉が頻繁に使われるようになり、それが金融の世界にも広がりを見せている。
本研究では、ESG の取組みが負債コストに影響を与えるか、さらに、製造業と非製造業の違い、企業規模の違いによって、負債コストに対する影響に違いがあるかを明らかにするため、東京証券取引所第一部に上場する企業を対象とし、Bloomberg の財務データ、ESG 開示スコアを元にしたパネル回帰分析を行った。
今回の分析では、取得データの制約や企業の分類方法などに課題が残るものの、負債コストに対し、環境（E）・社会（S）・ガバナンス（G）の各開示スコアが、どのように影響を与えるかを明らかにすることができた。
本研究に取り組んだコースについて
経営財務コース
【経営と経理・財務、IRをつなぐビジネスリーダー養成】
経理実務をベースに、財務、経営推進を目指して、経営における財務、非財務の価値を探求し、将来のCFOを養成するコースです。
さらに詳しく ＞
そのほかのコースも一覧で見る
生産性新聞バックナンバー一覧に戻る
お問い合わせ
公益財団法人 日本生産性本部 経営アカデミー
〒100-0005東京都千代田区丸の内1-6-2 新丸の内センタービル6階
TEL：03-5221-8455
mail：academy_info@jpc-net.jp