2021年度「経営戦略コース」Aグループ研究ご報告
「制度的圧力の萌芽に対応できる企業」
~テーマ「やれっ」てリアル2(に)うっせぇか~
先行きが不透明で予測困難なVUCAの時代を生き抜くためには、企業は変化に柔軟に対応していかなければならない。こうした環境の中、近年の企業は、様々な「やれ!」という名の外的圧力をうけることが増えている。
制度理論(DiMaggio & Powell,1983)は、こうした圧力を制度的圧力と定義している。制度的圧力への対応については、「外的正統性に対する感度の高さ低さが制度的圧力への対応の速さ遅さに影響を与える」ことも先行研究されている。しかし既存研究では、制度が明確になる萌芽(制度的圧力が弱い)段階で敏感に反応し、先んじて制度的圧力に対応している企業に十分には注目していない。
そこで、「制度的圧力が弱い萌芽の段階から先んじて対応するために必要なマネジメント要因は何か?」をリサーチクエスチョンとして、7 社のケーススタディによる比較定性分析を行った。
本研究に取り組んだコースについて
経営戦略コース
【背景にある本質を見抜き、多くの選択肢から意思決定、実践できるリーダーが参画】
深く広い議論の時間を取り、普遍的な経営戦略論から時代に応じた実践論まで幅広い学びを提供し、考え続ける環境づくりを行っています。
さらに詳しく >
そのほかのコースも一覧で見る
お問い合わせ
公益財団法人 日本生産性本部 経営アカデミー
〒100-0005東京都千代田区丸の内1-6-2 新丸の内センタービル6階
TEL:03-5221-8455
mail:academy_info@jpc-net.jp