参加者の声 -経営アカデミーに参加して(2016年度 参加者インタビュー)-

「理論に加え、経営者の実体験に触れる」

最勝寺 奈苗氏
最勝寺 奈苗(さいしょうじ ななえ)氏
2016年度 トップ・マネジメントコース参加
KDDI株式会社 理事
コーポレート統括本部 経営管理本部副本部長

経営管理部や子会社の企画部門、IR室長、財務・経理部長を経て、理事となった現在に至るまで、コーポレートの比較的経営に近いところで業務を行ってきました。会社が経営幹部の育成のために複数の外部研修プログラムへの派遣を決定し、参加候補者を本部で推薦することになったのですが、選ぶ立場でありながら、経営アカデミーへの参加に自ら手を挙げました。経営の本質や戦略理論などの知識を習得できることに加え、現役経営者の実体験に触れることができる貴重な機会だと考えたからです。教授の講義や経営者の講話からは、持続的成長企業の経営には「高潔な企業理念」、「トップの強いリーダーシップと高い倫理観」、「継続的な変革」などの共通点があることに気づきました。
グループ研究のテーマは「働き方改革の処方箋」で、施策というよりも「働き方改革」をどう実践していくべきかを研究しています。企業インタビューも7社に実施しました。「働き方改革」は日本全体でのタイムリーな課題ですし、職場でもちょうど”業務改革プロジェクト”を推進する立場ですので、大変参考になっています。グループメンバーとは研究活動を通じてコミュニケーションの機会が多くなりますが、異業種異職種であることで今までにない刺激を受けており、確かなネットワークが築かれていることを実感しています。毎朝新聞を広げると、コースメンバーの会社や業界の記事も自然にチェックするようになり、自分の興味や視野が日々広がっていることを感じています。

「自社の強みを打ち出すヒントをもらっています。」

吉田 洋氏
吉田 洋(よしだ ひろし)氏
2016年度 経営戦略コース参加
戸田建設株式会社 東北支店
岩手県船越南海岸復旧工事作業所長

現在、岩手県で震災復旧工事の作業所長をしています。作業所長というのは現場でかなり大きな権限を持っており、大きいところでは何百人という大人数をかかえながら、現場の安全、工事の進捗、品質の管理、利益の確保、そして行政始め各関係者との交渉と多岐にわたってマネジメント能力が求められます。今までも独学えマネジメントについて学んできましたが、業界外のことも含め体系立ててしっかりと勉強したいと思い、経営アカデミーの社内公募に応募いたしました。
岩手の現場からアカデミーに通うのは大変さもありますが、行き帰りの電車の中はまとまった勉強のできる貴重な時間になっています。建設土木業界は今までは横並び意識が高かったのですが、今後は自社の強みを打ち出していく必要があります。作り上げたものの品質以外に、例えば女性や若者を多く雇っているかや働く環境についても重視されており、これらは自社の強みとしていくべく、事例が豊富に取り上げられている講義や、業種も職種も異なる参加メンバーから知見をもらっています。
グループ研究では生産性の高い組織をテーマにしており、自分の現場に持ち帰り役立たせたいと考えています。人脈作りは会社も自分でも大きく期待するところですが、すでに気の合う仲間にも恵まれました。今後研究のまとめの段階を経て、より強い帯同ができあがっていくことが楽しみです。

参加者情報